カワマタ ケイコ
KAWAMATA Keiko
川又 啓子 所属 青山学院大学 総合文化政策学部 総合文化政策学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | エステティックス・マーケティング : 現状と課題 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | 『慶応経営論集』 慶應義塾大学 |
巻・号・頁 | 67-80頁 |
概要 | 1970年代半ばにエステティックス(aesthetics)とマーケティングの関わりの多様性が指摘されて以来、1980年代の消費者行動研究における快楽消費、消費体験主義の提唱、そして1990年代に入って、消費体験をマーケティングするアプローチが登場するようになった。本稿は、マーケティングとエステティックスの関わりの中でもアートとマーケティングの研究を中心に概観し、研究の現状と課題を検討した。既存研究では、伝統的なオーディエンス調査があるものの、応用研究の域を出ないこと、また、Holbrookらの精力的な研究があり、消費者行動論の方法論の拡張は行われたが、それらをしてアート研究の独自性が確立できたとは言えないことを指摘した。最後に、1990年代後半のアート組織やアートと顧客との関係を対象とした研究の出現から、今後の研究課題の可能性について述べた。 |