クボタ ユキヒコ
KUBOTA Yukihiko
久保田 進彦 所属 青山学院大学 経営学部 マーケティング学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | デジタル社会におけるブランド戦略: リキッド消費に基づく提案 |
執筆形態 | 単独 |
掲載誌名 | マーケティングジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本マーケティング学会 |
巻・号・頁 | 39(3),67-79頁 |
概要 | デジタル化は現代の消費環境を特徴づける重要な要素の 1 つである。社会生活や経済活動の各所にデジタル技術が用いられることで,消費環境は大きく変化している。それではデジタル化が進展する中で,企業や組織のブランド戦略はどのような方向を目指すべきであろうか。本研究ではこうした問題意識に基づき,Bardhi and Eckhardt(2017)によって提示された「リキッド消費」を鍵概念としながら,デジタル社会におけるブランド戦略について俯瞰的に検討していく。具体的には,まず Kubota(2020)における議論を引き継ぐかたちで,リキッド消費をブランド消費行動の観点から再検討する。そしてここから,文脈への適合と消費の手軽さがもたらす心地よさの重要性を指摘する。つづいて「裾野を広げる戦略」と「生活の中に溶け込む戦略」という,リキッド消費に対応した 2 つのブランド戦略を提案する。そして最後に,研究全体を振り返るとともに,限界点や今後の課題について議論する。 |
DOI | https://doi.org/10.7222/marketing.2020.008 |