フルショウ ジュンイチ
FURUSHOU Junichi
古荘 純一 所属 青山学院大学 教育人間科学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「思春期Asperger障害児の羞恥心と性に対するわきまえの障害 小児科医と精神科医の連携に向けて」 |
執筆形態 | 共同 |
掲載誌名 | 『臨床精神医学』[アスペルガー症候群をめぐって 症例を中心に](アークメディア) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1301-1305頁 |
著者・共著者 | *古荘純一, 久場川哲二, 松嵜くみ子, 根本芳子, 柴田玲子, 岩崎裕治 |
概要 | アスペルガー障害児が羞恥心および性的なわきまえを確立することができないため、周囲の人々が違和感を抱いた4症例を報告した。2例は自分の素肌全身を露出することに違和感をもたない事例、2例は好意を抱いた女児に多数の同級生の前で積極的に恋愛感情を告白し続ける事例である。学校や小児科医の適切な対応により、逸脱行動や不適応はみられていない。羞恥心は通常学童期までに獲得されると考えられ、性的興味が増大する前思春期以降は、集団社会生活および人間関係の形成や維持にとって重要な要素である。アスペルガー障害児が思春期青年期を迎えるにあたって、小児科医と精神科医が連携した経過観察および支援が必要である。 |